中国市場で落日の日本勢、EV出遅れ世界最大の自動車市場、中国での日本車メーカーの販売減少が深刻だ。急速な電気自動車(EV)シフトにさらされ、日本勢の中国での乗用車販売台数は2023年1─3月累計で前年同期から3割以上落ち込んだ。ガソリン車でブランド力を維持してきた日本勢は苦戦し、三菱自動車はガソリン車の現地生産停止にまで追い込まれた。詳細↓中国、NEV専業化で大躍進 BYD、世界企業へと変貌広東省深セン市に本拠を構える自動車メーカー、比亜迪(BYD)が昨年から今年にかけ、大きな変貌を遂げた。これまでは「新エネルギー車(NEV)」に強い中国メーカーという存在だったが、NEVの世界的メーカーと言えるまでに急成長。ガソリン車の生産・販売を停止してNEVのみに特化したことを契機に、国内外で快進撃を続けている。続く↓