物価上昇は今後も続く、年間8.6兆円超「輸入大国ニッポン」に迫る食料危機「物価の優等生」と呼ばれるバナナの値上げの動きが広まっている。東京都中央卸売市場のデータを見ると、バナナの平均卸売価格(2021年4月から2022年4月)は1kg当たり157円。最も安かった昨年12月は110円だったのが、今年4月は177円と1.6倍に跳ね上がっている。肥料価格など生産コストや輸送費の上昇によるものだという。輸入バナナの7割超はフィリピン産だ。フィリピン大使館は6月8日、日本の小売業界に対し、安定供給のために異例の値上げ要請を行い、会見したラウレル駐日大使は「困窮するバナナ農家に希望を与えてほしい」と語っていた。今後、国内でのバナナ価格の上昇は避けられないだろう。
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