校長からセクハラ受けた女子学生、通報後に火を付けられ死亡 バングラ10日に病院で死亡したのは、イスラム神学校に通っていたヌスラット・ジャハン・ラフィさん(19)。先月下旬に警察に行き、校長からセクハラを受けたと通報した。そのもようを撮影し、後に広まった動画には、地元警察署長がラフィさんの訴えを受理しながらも「大したことではない」と受け流している様子が捉えられている。
ラフィさんはその後、複数の人物に学校の屋上に呼び出され、警察へのセクハラ通報を撤回するよう脅迫を受けた。ラフィさんがこれを拒否すると、襲撃犯らはラフィさんに灯油をかけ、火を付けた。
警察は事件に関連し、ラフィさんの同級生3人を含む17人を逮捕。うち1人が、襲撃を命じたのは校長で、「ラフィさんに通報を取り下げるよう圧力をかけ、もし拒否したら殺すよう命じた」と供述した。
警察幹部の話では、逮捕者のうち5人が、火を放つ前にラフィさんをスカーフで縛り、自殺に見せかけようとした疑いもあるという。
ラフィさんは体表の8割にやけどを負った。死亡する前に自ら動画を撮影し、「先生が私を触った。息絶えるまでこの犯罪と闘う」と校長への非難を繰り返していた。
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【警察署で号泣しながらセクハラ被害を訴えるラフィさん】
【ラフィさんの訴えを撮影しながら、適当な対応しかしなかった警察署長のMoazzem Hossain
事件後、彼は昇格処分にされた】
【校長のPrincipal Siraj-ud-Daula容疑者】
【怒りの抗議活動をする女性市民】