南無観自在, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons
今年は世界中で干ばつに苦しんでいます。
理研、横浜市立大学、龍谷大学、名古屋大学、筑波大学、農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)で構成された研究グループは低濃度のエタノールを土壌に散布して植物に吸収させると干ばつに強くなるという研究成果を発表しました。
エタノールを吸収することによって気孔が閉じ、細胞内の水分が減りにくくなるとのこと。
また、エタノールが体内で代謝されることによって酢酸や糖、アミノ酸が蓄積していき、二酸化炭素の取り込みが減っても成長を維持していたそうです。
安価なエタノールを使った干ばつに強い植物栽培を可能にできるかもしれない研究に対する海外の反応です。