東京の学校では食料品価格の高騰に伴い、新鮮な果物をゼリーに変更東京:東京東部の中学校で栄養士をしている佐藤カズミさんのもとには、食材値上げの通知が数ヶ月前から届いていた。生徒の家庭が経済的に苦しいことを考えると、給食費の負担を増やしたくないというのが、自治体の意向である。そのため、千寿青葉中学校の調理室では、予算内で給食が提供できるよう常にレシピを工夫している。
「月に1、2回は季節の果物を取り入れるようにしていますが、頻繁にというのは難しいですね」
佐藤さんは、日本では値段の高い新鮮な果物を、ゼリーや手作りケーキで代用しているという。可能な限り安価なもやしをたくさん使うようにしているが、このまま物価が上昇するとネタが尽きてしまうのではないかと心配している。
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arabnews