「これで十分か!」アジア系退役軍人、議会の場で戦時中に追った傷口を見せる【差別に抗議】

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「私がアメリカ人に見えない?これなら愛国者として認めてもらえますか?」
Lee Wong(69)さんは、ペンシルベニア州ウェスト・チェスター市議会の理事も務める男性。
米国内でアジア系に対するヘイトクライムが急増する中、中華系移民であり、かつて米兵として戦ってきた彼は、戦時中に胸部に負った大きな傷口を議会で露にし、こう言い放った。
「このような場でいきなり申しわけありません…。私はこれまで、沢山の差別を我慢してきました…アジア人差別の犯罪が増えている現在、私はちょっと熱くなっています…。これまで、周囲の人たちは私に向かって”本当にアメリカ人?”と聞いて来た。それは今でもです…。いつまで経っても、この顔つきのせいで、アメリカ人として認識してもらえないんですよ…。だからここで、皆さんのそんな疑問にお答えしたい」と言いながら、シャツをたくし上げて、胸部の大きな傷口を見せた。
「アジア系の人々は、もう差別というものに対して怖れたり、侮辱感に苛まれ続ける必要はないんだ!」
議会終了後、彼はその瞬間の思いを語った。
「頭が真っ白でした。でも今こそ訴えるチャンスだと思ったんです」
彼の行動に対し、議会や市民からは喝采の声が上がっているという。

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