確定死刑囚1人の刑執行 福岡一家4人殺害の中国人
法務省は26日、平成15年の福岡市一家4人殺害事件で、強盗殺人や死体遺棄などの罪に問われた中国人の元専門学校生、魏(ウェイ)巍(ウェイ)死刑囚(40)=福岡拘置所=の刑を同日午前に執行したと発表した。
死刑執行は8月2日以来で、今年に入って3人目。10月31日に就任した森法相のもとでは初めてとなる。24年12月発足の第2次安倍政権以降では計39人となる。
確定判決によると、魏死刑囚は中国人の男2人と共謀。15年6月20日、強盗目的で福岡市東区の衣料品販売業、松本真二郎さん=当時(41)=方に侵入し、松本さん夫妻と長男、長女の一家4人を殺害。遺体に重りを付けて博多港に沈めるなどした。
共犯の中国人2人は犯行直後に中国に帰国したが、中国内で身柄を拘束された。魏死刑囚の公判では、犯罪人引き渡し条約を結んでいない中国の公安当局が作成した調書が日本の裁判で初めて採用された。
続く↓
詳細↓
yahoo