乗客男性、恐怖の瞬間語る取材に応じたのは東京都三鷹市の会社役員今井康人さん(63)。異変が生じたのは最終着陸態勢に入った直後。ランディングではない、何かにぶつかったような衝撃で前につんのめった。機内は満席で、あちこちから悲鳴が上がった。「落ち着いて、順番に避難してください」。乗員の呼び掛けで、何か事故があったことは分かった。窓の外を見ると、エンジンから火が出ていた。「早く、早く」。焦る気持ちを懸命に抑え、誘導に従って前方出口からシューターで脱出したという。今井さんが持ち出せたのはスマートフォンだけだった。詳細↓