25歳女性急逝の宝塚歌劇団、上級生の「ウソつき野郎」発言を否定
宝塚歌劇団は14日、会見を開き、劇団員の急逝を受けた外部調査チームによる報告書を公表。長時間労働や過重労働など「強い心理的負担が故人にかかっていた可能性が否定できない」とし、遺族らに謝罪した。故人が上級生からヘアアイロンを押し当てられたとする事象について故意かどうかの事実認定を避け、いじめ・ハラスメントの「事実は確認できなかった」とまとめた。「ウソつき野郎」「やる気がない」などの発言の有無も「すべて伝聞」だと、事実と認定しなかった。
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「ジャニーズ会見の方がマシ」劇団員死去で宝塚〝上層部〟に猛批判
怒り心頭なのは遺族側だ。代理人弁護士（川人博氏、井上耕史氏）も都内で会見を行い、時間外労働や過密日程などの「過重労働」が被災者の死につながったことを劇団側が認め、謝罪したことについては評価しながらも、パワハラの存否に関する報告や改善策がなかったことについては「失当」「適切とは言えない」と断罪した。ネット上でも「ジャニーズの会見の方がまだマシ」「すべて亡くなった女優一人の特殊事例で片付け、宝塚歌劇団のブランドを守ることしか考えていない」「今年見た一番最低の会見」と批判が殺到している。
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