情報漏えい先は中国の化学製品会社国立研究開発法人「産業技術総合研究所」(茨城県つくば市)の研究データが中国企業に流出したとされる事件で、漏えい先は中国の化学製品製造会社だったことが捜査関係者への取材で判明した。警視庁公安部は、データを流出させたとして不正競争防止法違反容疑で逮捕した中国籍の主任研究員、権恒道容疑者(59)とこの企業との関係や、漏えいの経緯などを詳しく調べている。権容疑者は公安部の調べに「メールで研究データを送ったかもしれないが、中身は営業秘密には当たらない」との趣旨の説明をし、容疑を否認しているという。詳細↓