米、「重要な」日本の役割を期待 北朝鮮非核化と経済援助で
日本の経済力と朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)政府の安定化におけるその利益を考えると、北朝鮮の非核化と将来の経済発展のコスト負担において「重要な」役割を日本が演じることを米国は期待していると、ハガティ米駐日大使が15日に述べた。
ハガティ大使は共同通信とのインタビューで、「北朝鮮の経済発展を支援するためのその近さを考えると、日本は最も論理的なパートナーだ」として、「この分野で日本の役割が重要なものになるというのは非常に論理的だ」と述べた。
北朝鮮によって数十年前に行われた日本国民の拉致問題について、ハガティ大使は、日本の安倍首相の要請の後、トランプ米大統領が金正恩委員長との1日間の会談でこの問題を「2回」にわたって提起したと述べた。
ハガティ大使は、「米国はこの問題について、これまで日本の最も信頼できるパートナーであったし、そこでの我々の姿勢におけるいかなる変化を見ることも私は予想していない」と述べた。
sputniknews日本人拉致問題「すでに解決」 北朝鮮が報道
北朝鮮は15日夜、国営ラジオで、日本人拉致問題について「すでに解決された」と米朝首脳会談後初めて言及しました。
ラヂオプレスによりますと、北朝鮮の国営ラジオ平壌放送は15日夜の論評で、日本について「無謀な北朝鮮強硬政策に執拗にしがみついている」としたうえで、「日本はすでに解決された拉致問題を引き続き持ち出し、自らの利益を得ようと画策した」と主張しました。北朝鮮が米朝首脳会談後に拉致問題は解決済みとの従来の主張を示したのは初めてです。
この北朝鮮側の主張を受け、拉致被害者家族の横田早紀江さんは15日夜、「いつも北朝鮮が言うことだから、何とも思わない」「日本側から動いていかなければ、何とかしなければいけない」と話しました。
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