イヴァンカ氏親子写真に怒り噴出 移民問題に「無神経」と批判米国で、不法移民の子どもを親から強制的に引き離す連邦政府の政策に対する反発が強まる中、ドナルド・トランプ大統領の長女、イヴァンカ・トランプ大統領補佐官が27日、息子を抱き上げた写真をツイッターに投稿し、インターネット上では無神経だと批判する声が相次いでいる。
ジェフ・セッションズ司法長官は今月、米国に不法入国する人々から子どもを引き離すことを国境警備官に認める「ゼロ・トレランス」(容赦なし)政策を発表。イヴァンカ氏の投稿は直ちに、この政策を引き合いに出した批判を浴びた。
政府はこうした子どもを里親に預けているが、保健福祉省高官のスティーブン・ワグナー氏は4月の議会委員会で、政府が2017年10~12月に子どもたちの保護者と連絡を取ろうとした際、未成年者1475人の所在を特定できなかったことを明らかにしている。
英ロンドン大学経済政治学院の政治学者、ブライアン・クラース氏はツイッターへの投稿で、「幼い子どもたちが国境で親の腕から無理やり引き離され国民の怒りが高まっている状況を考えれば、これは信じられないほど無神経だ。イヴァンカ・トランプ氏もこの残酷な政策を支持する共犯関係にある」と批判。他にも多くが「#WhereAreTheChildren(子どもたちはどこに)」のハッシュタグを使って投稿している。
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