プーチン氏、前向き発言重ねる=日ロ交流行事に出席
ロシアのプーチン大統領は26日夜(日本時間27日未明)、約2時間45分に及んだモスクワでの安倍晋三首相との会談後、首相とそろって日ロの「交流年」開会式に出席し、その後のレセプションにも顔を出した。前日の国際経済フォーラムで過密日程をこなしていたプーチン氏は、レセプションではやや疲れ気味だったが「(日ロの)パートナーシップは両国だけでなく周辺国にも必要とされている」と前向きな発言を重ねた。
和太鼓などのパフォーマンスが披露されたモスクワのボリショイ劇場での交流年開会式の後、プーチン氏は劇場内で行われたレセプションに安倍首相と共に参加。「ロシアは日本の歴史、文化に以前から大きな関心がある」「日本の発展を敬意を抱いて見守ってきた」と日本を持ち上げた。
プーチン氏は日ロ首脳会談後の共同記者発表でも、北方領土問題を含む平和条約締結交渉について「双方に受け入れ可能な解決法の模索を忍耐強く続けることが重要だ」と表明。首脳会談前に大統領府高官が条約締結に関し「戦後の現実に基づかなければならない」とけん制したのとはトーンが異なる発言だった。
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jijiザギトワ選手とマサル対面、顔なめてあいさつ 贈呈式
平昌五輪フィギュアスケート女子の金メダリスト、ロシアのアリーナ・ザギトワ選手への秋田犬の贈呈式が26日、モスクワ市内のホテルで行われた。日ロ首脳会談のためモスクワを訪問中の安倍晋三首相と昭恵夫人も出席した。
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asahi