はりつけ姿で死んでいるコアラ、豪公園で発見 怒りの声上がる
オーストラリア・クイーンズランド州で10日、コアラが公園の休憩所の柱にはりつけられた姿で死んでいるのが発見された。コアラの保護団体が写真をソーシャルメディアで公開し、インターネット上では怒りの声が上がっている。
現場はブリスベンから北に175キロほど離れたギンピーの公園。NPO団体「コアラ・レスキュー・クイーンズランド」は、休憩所の柱をよじ登っているコアラがいるとの通報を受け、現場に向かったところ、ねじを使ってはりつけられて死んでいるコアラを発見したという。
同団体の代表は豪ABCに対し、これまでコアラが撃たれたり、意図的に車でひかれたりした例はあったが、建築物にはりつけるというのは初めてだと述べた。
フェイスブックには「こんな下劣なことができるなんて信じられない」「本当にぞっとする」など、蛮行を激しく非難するコメントが数百件寄せられた。
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