グーグルマップ、「死の可能性」のある登山ルートに誘導 英団体が警告英スコットランドの複数の登山団体はこのほど、ベンネビス山などの登頂を目指す登山客がグーグルマップによって「死に至る可能性」のあるルートに誘導されていると警告を発した。ベンネビス山はブリテン諸島で最高峰の山で、標高は1345メートル。毎年数千人が山頂にたどり着くが、登頂には危険が伴い、今年も複数の死者が出ている。問題はグーグルマップが一部の登山客を「アッパーフォールズ」と呼ばれる駐車場に誘導していることにある。山頂に最も近い駐車場のためだとみられるが、これは正しいルートではない。不慣れな登山客がスティール滝の方に向かったり、山頂につながるルートだと勘違いして南斜面を登ったりする例が多く見られるという。このルートはどれだけ経験豊富な登山者にとっても難しい。険しく岩がちな道なき場所を抜けるため、視界良好な時でも安全なラインを見つけるのは困難であり、悪天候の場合には死に至る可能性もあるという。グーグルの広報はCNNに対し、苦情内容の調査を行っていると明らかにした。詳細↓