「必要だよ、攻撃力」安倍首相「迎撃力の向上だけで良いのか」【談話】

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ミサイル阻止「年末までに方策」 敵基地攻撃、明記せず 退陣直前に異例談話・首相
安倍晋三首相は11日、退陣を16日に控え、安全保障政策に関する談話を発表した。
時の首相が退陣直前に談話を出すのは異例。
首相は談話で、北朝鮮による核ミサイル技術の高度化に懸念を示した上で「弾道ミサイル等の脅威から、わが国を防衛しうる迎撃能力を確保していく」として、陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の代替策の検討を年末に向け引き続き進めていく方針を示した。
一方で「迎撃能力を向上させるだけで本当に国民の命と平和な暮らしを守り抜くことができるのか」と提起。「抑止力を高め、わが国への弾道ミサイル等による攻撃の可能性を一層低下させていくことが必要ではないだろうか」と、敵基地攻撃能力を保有すべきだとの意向をにじませた。
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