広島原爆投下から75年。AIでカラー化された赤いキノコ雲の写真に胸が締め付けられる広島市への原爆投下から75年を迎えた8月6日、東京大学大学院の渡邉英徳教授が原爆投下時のキノコ雲のモノクロ写真を、人工知能(AI)でカラー化してTwitterに投稿した。「この写真を見るだけでも胸が締め付けられる」「かつてないリアリティーで、息苦しいほど」「ベイルートの爆発映像を見たので、キノコ雲と重ねてしまう」などと反響が広がっている。この写真はもともと、爆心地から約20km離れた呉市海軍工廠に勤務していた尾木正己さんが撮影したものだ。尾木さんは証言の中で、当時の様子を「きらびやかなキノコ雲」だったと振り返っている。この写真は以前にもカラー化されていたが、今回はキノコ雲の上部が赤っぽい色になっているのが特徴だ。これはアニメ映画『この世界の片隅に』の片渕須直監督の指摘を元に、赤みがかった雲を、地上から立ち上った白い雲が覆い隠しているところを再現したことによる。詳細↓