米ユナイテッド機内で子犬を頭上に収納させられ……犬は死亡
テキサス州ヒューストン発ニューヨーク行きの機内で12日、乗客が正規手続きを経てフレンチブルドッグの子犬をキャリーケースに入れて機内に持ち込んだところ、乗務員がケースを頭上に収納するよう指示した。ニューヨークに到着した際に飼い主がケースを開くと、子犬は死亡していたという。
ユナイテッド航空は「決して起きてはならない悲劇的な事故だった」とコメント。「私たちはこの悲劇に全面的な責任があることを認め、ご家族に深い哀悼の意を捧げます。ご家族への支援に全力を尽くします」と述べた。
乗り合わせた目撃者によると、乗務員の1人が乗客に、航空会社が認めているキャリーケースを頭上のロッカーに入れることを求めたという。指示した乗務員は後に、ケースの中に犬がいたとは知らなかったと話していたという。
犬を連れた女性のすぐ後ろに座っていたという乗客のマギー・グレミンジャーさんは、旅行サイト「One Mile at a Time」に様子を話した。
- 「ユナイテッド航空の乗務員が女性に、生きている犬を入れたバッグを頭上のロッカーに入れるよう指示するのを目撃した」
- 「乗務員は引き続き、ケースをロッカーに入れるよう再び求め、乗客は結局それに従った」
- 「フライトが終わるころには、犬はもう死んでいた。女性は飛行機の通路で泣いていた」
グレミンジャーさんはツイッターでも、「この女性と娘さんを助けたい。彼女たちはユナイテッド航空の乗務員のせいで、ペットの犬を失いました。私の心も張り裂けそうです」と書いている。
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