豪競走馬、年数千頭が虐待され食肉処理か 日本にも輸出 潜入調査報道
オーストラリアで毎年、競走馬を引退したサラブレッド数千頭が時に残酷な方法で食肉やペットの餌として解体処理されているとする潜入調査報告を、豪公共放送ABCが18日に報じた。豪競馬界は、公開された「恐ろしい」映像に揺れている。
ABCによると、オーストラリアで1年間に引退する競走馬は約8500頭。引退後の食肉処理は違法ではないが、2年間に及ぶABCの極秘調査で、その規模が関係者の認識をはるかに超えていることが分かったという。
ブリスベン北郊にある食肉処理場を2年間監視してきたという競走馬保護連合は、1か月間に500頭が解体処理されているとABCに語った。「ここでは競走馬を食肉として処理している」「(処理された肉は)欧州各国や日本に輸出される。ロシアも大量輸入国の一つだ」
クイーンズランド(Queensland)州当局はショックを隠さず、ただちにこの食肉処理場に調査団を派遣したと発表した。
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