500年間凍っていた「イヌイットの8人一家」の美しすぎるミイラ!
まるで生きているよう…生き埋めも!
1970年代、グリーンランドで非常に保存状態が良い8体のイヌイットのミイラが発見された。8体のうち1体は髪の毛や眉毛も残る生後わずか6カ月の赤ちゃんのミイラで、最近の研究によれば、母の遺体と共に生き埋めにされてしまったのだという――。
あまりによく保存されていたため、発見者らは最近の遺体だと思い込んで警察に通報したという。
1メートルほど離れた二つの墓から見つかった計8体のミイラは、50歳代の三姉妹とその娘とみられる3人の女性、そして4歳の男の子と生後6カ月の赤ちゃんであった。8人は血縁関係にあったようで、ほぼ同時期に死亡し、埋葬されたとみられている。詳細な死因はわかっていないが、6人の成人女性は腎臓結石や便秘など健康問題で自然死したものと推測されている。
ミイラの中でもとりわけ注目されたのは2人の子供である。成人女性たちが自然死とみられる一方、子供たちは生きたまま埋められたのだと考えられているからだ。かつてイヌイットには母親が死ぬと、その遺体と一緒に子供を埋める習わしがあったという。世話する者がおらず餓死させるくらいならば……と、せめて死後の世界で母子が一緒に暮らせるようにとの思いからだったと推測されている。
また、4歳の子供にはダウン症の形跡があったという。
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tocana