香港デモ、警察が催涙スプレーで鎮圧に乗り出す
中国本土への容疑者引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正を巡る抗議活動が続く香港で12日、警察が催涙スプレーを使用し立法会(議会)の建物付近のデモの鎮圧に乗り出した。
警察はデモ参加者に、抗議活動を中止しなければ「武力行使する」と警告した。
香港警察の盧偉聴長官はプラスチック弾を使用していることを認め、デモ隊に暴力をやめるよう訴えた。
黒い服を着た若者を中心とするデモ参加者は林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官のオフィスが近い幹線道路の周辺で抗議活動を展開。多数の警官がデモ参加者に対し、行進を中止するよう警告した。
9日に実施された抗議デモには、主催者側の発表によると103万人が参加した。2003年の「国家安全条例」案に反対した50万人規模のデモを大きく上回り、1997年の香港返還以降で最大規模となった。
詳細↓
yahoo