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バーバリー、パーカーの紐が“自殺の縄”に見えると批判され謝罪
「シャレも通じない」疑問の声も問題となったのは首周りにロープの輪をあしらったパーカーで、このデザインはバーバリーのモデルが問題を提起。インターネット上で反発が広がったことを受け、バーバリーのコレクションから外された。
批判を展開したのは同ファッションショーに登場したモデルのリズ・ケネディさんだった。インスタグラムへの投稿の中でケネディさんは、首周りのロープの輪について懸念を伝えたにもかかわらず、バーバリー側には相手にしてもらえなかったと告白。「自殺はファッションではない」と語り、ロープの輪のデザインは恐ろしい「リンチの歴史」を思い起こさせるともした。
ケネディさんによれば、ショーの前にスタッフは天井からロープの輪をぶら下げて冗談を言っていたといい、指摘しても「ファッションだから」の一言で片づけられたと言う。
同社のマルコ・ゴベッティ最高経営責任者(CEO)はCNNに声明を寄せ、この製品について「不快な思いをさせた」として謝罪。マリンをテーマとしたコレクションに沿ったデザインだったとしながらも、「配慮に欠け、誤りだった」と言及した。
ネットでは賛否の声が寄せられている。「いちいち噛みつくバカの群れと、バカにアッサリと土下座するチキン企業」「シャレも通じないブランドになったら終わり」「もうデザインやアートはポリコレファシズムで終わりだな」などと、全てが批判の対象になり得る今のご時世に同情する声もあった。
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