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太平洋集団安全保障構想冷戦初期の1950年代に東アジア地域などにおける共産主義の台頭を抑えようとした集団安全保障の構想。
太平洋集団安全保障は幾つかの理由により、失敗に終わる。
- イギリスはNATO型のアジア共同軍事防衛体制には米英の参加が不可欠であるが、東南アジアにおける国境紛争や内紛、インドシナやインドネシアの独立問題、また各国での政情不安といった問題から時期尚早として反対した。
- オーストラリアは中華民国、韓国を含める事に反対した。
- ニュージーランドは構想実現後にアジア諸国から経済負担を要求される懸念から反対した...。
- アメリカは東南アジア条約機構 (SEATO)を実現するが、フランスが日本、韓国、中華民国の参加に反対した。
- インドは共産主義を支持しないが共産主義国家に対して攻撃的な態度をとることもしないとして反対した。
- 韓国は一貫して反日感情のため日本の参加に反対した。アメリカとしては東アジアの集団安全保障体制には日本が不可欠であったため、アメリカは東南アジア条約機構 (SEATO)に対応した北東アジア条約機構、すなわち日本、韓国、中華民国、アメリカの集団安保体制を提唱するが、韓国はやはり日本の参加に反対した。
- ほか、日本の左派勢力・世論は、再軍備に消極的な態度を示し、憲法改正を不可欠とする地域的な集団安全保障体制に参加することに積極的な用意をしなかった。
wikipedia
英紙「日本人に侵略される前のアイヌ達の姿を見てみよう」
「『彼らとなら、一緒に火星を征服しても良い』って思う国は?」
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