CES2019開幕直前! トヨタも重要視するほどのショーになった背景とは
東京モーターショーをはじめ世界各地で華やかなモーターショーが開催されていますが、その中でも、重要なショーとされているのが、北米のデトロイト、欧州のフランクフルト/パリ(隔年開催)とジュネーブ、中国の北京・上海(隔年開催)、日本の東京モーターショーといわれています。
ところが近年、それらの華やかなモーターショーを差し置いて、自動車業界が注目するイベントがあります。それが、毎年1月にアメリカのラスベガスで開催されるコンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)です。
その名の通りエレクトロニクスのショーであり、いわゆるモーターショーではありません。ではなぜ、それほどまでに自動車業界が注目しているのでしょうか。
CESはエレクトロニクス技術・製品の展示会としてスタートし、オーディオ&ビジュアル、ゲーム、コンピューター、スマートフォンなどの世界的なショーとして成長してきました。
そして2010年ごろから、アメリカの自動車メーカーを中心に、カーエレクトロニクス関連の新製品お披露目の場として、CESを選ぶケースが目立つようになりました。
カーエレクトロニクスの重要性が高まるとともに、おのずとCESでの自動車関連展示も増えていき、CESは家電とカーエレクトロニクスのショーである、という認知が定着するようになりました。
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