日本固有の伝統的な衣類である「足袋」。
爪先が親指と他の指の部分に分かれているのが特徴で、
その起源は奈良時代にまで遡ります。
足袋に見られる叉割れのデザインは、
フランスの高級ファッションブランド、
メゾン・マルジェラに大きな影響を与え、
1980年代後半には叉割れデザインの靴をリリース。
現在最も人気のある商品は1足1430ドル、
日本円で約22万円で販売されています。
近年はアリアナ・グランデさんやデュア・リパさんなど、
多くのセレブたちがファッションに取り入れており、
世界一有名なファッション雑誌の1つであるVOGUEは、
「2023年は足袋にとって輝かしい1年だった」
と題した記事で、その流行ぶりを紹介しています。
また豪公共放送のABCも今月21日、
「日本の職人靴は1500ドルで販売され、
あらゆるファッションショーで見かけられる」
というタイトルの特集記事を配信しています。
TikTokなどには、足袋スタイルに関する投稿が多数あり、
それぞれ大きな反響が寄せられています。
その一部をご紹介しますので、ごらんください。
「私の国でも売り切れてる!」 日本製のバッグが欧米の女性達の間で社会現象に