フランス第三の都市リヨンで2日、
フランスの伝統的な料理の一種である、
「パテ・クルート」の世界選手権が行われました。
15回目を迎えたこのフランス料理界の一大イベントで、
帝国ホテル東京「レセゾン」の真野大貴氏が優勝、
千葉市の「ルクール」の石本省吾氏が準優勝を飾り、
日本人シェフがトップ2を制しました。
実は日本にとってこの快挙は初めてではなく、
2014年と2017年、さらに2019年からは、
3年続けて日本人シェフが優勝を飾っていました。
仏紙「パリジャン」が昨日配信した、
「王位はフランスから日本へ」と題された記事では、
直近10大会の内6大会で日本人が優勝している点に言及し、
「日本はパテ・クルートの専門国」と表現。
パテ・クルート会議共同創設者オードリー・メルル氏の、
「日本のシェフは優れた技術者であり、
包丁の技術を完璧に習得しており、
厳格さ、正確さ、細部へのこだわりがある」
という言葉を伝えています。
フランス料理の本場で圧倒的な強さを見せる日本勢に、
現地の人々からも様々な反応が寄せられていました。
その一部をご紹介しますので、ごらんください。
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