海外「日本の価値観は斬新だった」 英高級紙が『日本の漫画が世界で爆発的に売れる理由』を大特集

1995年をピークに販売額が下がり続けていた漫画市場。
しかし電子コミックの急拡大や巣ごもり需要により、
2919年から突如として右肩上がりに転じ、
2023年の販売額は過去最高の6937億円となりました
(なお漫画の販売額は出版市場全体の4割以上)。

漫画の人気の高まりは海外でも同じで、
イギリス紙ガーディアンは以前、
漫画の爆発的な人気の理由に迫る記事を配信しています。

要点は以下です。

「筆者が12歳の娘へのプレゼントを探しに書店に行き、
 店員(20代)におすすめの本を訊くと、
 日本の漫画を勧められ、そのコーナーに案内された。
 4つの棚が全て漫画作品に当てられていた。
 全てのシリーズの1巻が売り切れていたのだが、
 店員は『人気がありすぎて確保出来ない』と説明した。

 日本国内で人気だった漫画の売上は、
 過去5年間で世界中で爆発的に増加した。
 英国での販売は、2012年に年間43万冊だったが、
 2022年には180万冊以上となった。
 米国でも2020年には968万冊だったが、 
 わずか1年後には2520万部に達している。
 2021年、漫画は米国の印刷書籍市場全体において、
 最も成長率の高いカテゴリーとなり、
 次に成長率の高い『ロマンス』を3倍上回った。 
 この驚異的な増加は英語圏全体で見られた。

 近年の漫画の驚異的な成長には様々な要因があるが、
 10代の若者たちがロックダウン中に、
 Netflixなどを通してアニメを観始めた事はその1つだ。
 ほとんどのアニメが漫画が原作である事を知り、
 若者たちは、彼らの愛するキャラクターたちの世界が、
 さらに広がっている事に気がついたのだ。

 小売業者のバイヤーは以下のように語った。
 『数年前であれば客層は10代後半の少年や、
 30代、40代の男性が多かったのですが、
 最近では10代の若者たちが占めています』

記事には、外国人から様々な意見が寄せられていました。
その一部をご紹介しますので、ごらんください。

英紙「なぜ日本文学がブームなのか?」 イギリスで売れた翻訳小説の4分の1が日本の作品に

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