海外「日本への愛を感じる!」 NYT紙が日本が舞台の歴史ゲームの続編を大特集

9月25日7時から放送されたPlayStationの配信番組にて、
世界的な大ヒットとなった封建時代の日本が舞台のゲーム、
「ゴースト・オブ・ツシマ」に続く新作、
「ゴースト・オブ・ヨウテイ」が発表されました。
同時に新たな主人公である女性キャラクター、
「Atsu(日本語名未定)」も初披露されています。

「封建時代の日本をさすらうキャラクターが主人公」、
「プレイヤーのペースで自由に探索を楽しむ」、
という前作に確立された「軸」が引き継がれており、
今回は北海道の羊蹄山周辺が舞台となっています。

米ニューヨークタイムズ紙は、
今回の発表に合わせて特集記事を配信。
上記の主人公や舞台の情報を伝えた上で、
独自取材で得た以下の情報を伝えています。

「新しいゲームの設定のインスピレーションは、
 北日本への2度の調査旅行中に生まれた。
 開発元のサッカーパンチのチームは十数ヶ所を訪れた。
 その中でチームに畏怖の念を抱かせたのは、
 洞爺湖の向こうに映る羊蹄山の姿だった。

 クリエイティブディレクターのコネル氏は
 『私はそこに2時間座ってただ山を見つめていました。
 本当に見事な光景でした』と語る。

 もう1人のクリエイティブディレクター、フォックス氏は、
 他のハイライトとして北海道の知床国立公園を挙げた。
 自然の音を録音するために訪れたのだ。

 フォックス氏は以下のように語る。
 『知床国立公園に入る際には、
  熊の危険性を伝える映像を見る必要があります。
  この信じられないほど美しい公園にいるのに、
  危険な熊がいることを常に意識しているのは、
  とても痺れるような体験でした。
  私たちはその時に感じた危険感を、
  ゲームに持ち込むよう努めています』」

なお、フォックス氏は「SHOGUN」と原作のファンで、
愛犬には「SHOGUN」の主人公にちなみ、
「トラナガ公(Lord Toranaga)」と名付けたそうです。

日本への敬意を持って制作されているこの作品に、
世界中から様々な反応が寄せられていました。
その一部をご紹介しますので、ごらんください。

「日本人は冷静だな」 日本が舞台のゲームを公平に評価する日本人の姿勢が話題に

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