AIによる漫画の大量翻訳、日本翻訳者協会が懸念を表明懸念事項として挙げたのは以下の3点。第一に、現時点でのAIによる翻訳は、作品のニュアンスや文化的背景、登場人物の特徴を十分に反映できる品質には達していません。第二に、AIへの過度な依存は、近い将来、漫画翻訳を長年支えてきた方々の雇用を奪うだけでなく、コスト削減の名目で人材を安価に使い捨てることにもつながりかねません。第三に、拙速な翻訳によって質の低い翻訳版が流通すれば、海賊版の蔓延を助長しかねません。AIによる漫画の翻訳を巡っては5月、小学館及びグロービス・キャピタル・パートナーズなど投資会社9社が、AIを用いる翻訳ツールを開発する株式会社オレンジに、総額29.2億円出資したことが話題に。詳細↓