「富士山は悲鳴を上げている」 山梨県知事が強い懸念山梨県の長崎幸太郎知事が28日、都内の日本外国特派員協会で会見し、観光客の殺到が問題となっている富士山登山の現状について説明した。富士山では外国人観光客の急増とともに、山小屋に宿泊せずに山頂でのご来光を目指す弾丸登山が相次ぐほか、サンダルなどの軽装登山による体調不良や救急搬送も深刻化している。最悪の場合、世界遺産登録から抹消されてしまう恐れがある」と、懸念した。「イタリアのベネチアが先日、オーバーツーリズムが原因で世界遺産センターから危機遺産リストに加えるようにという勧告を受けたばかり」とし、存続が危ぶまれる世界遺産「危機遺産」入りを危惧する発言もあった。詳細↓