登山中にクマに遭遇、崖から転落した人「どうしたらいいのかわからなかった」被害に見舞われたのは、写真家のげんきさん。10月10日に奈良県の大台ヶ原ビジターセンターから登山を開始し、12時30分ごろ、日出ヶ岳手前の見晴らし台で景色を眺めていました。すると、背後から馬の鳴き声のようなものが近づいてくるのが聞こえ、振り返ると大きな黒い塊が突進してきていました。すぐにクマだとわかりましたが、どうしたらいいかわかりません。動かないのが定石だとは知っていましたが、自分をめがけて突進してきているので逃げるしかない状況です。逃げるにも、そこは見晴らし台の柵に囲まれていました。このままでは柵と熊に挟まれてつぶされると思い、柵を跳び越えて4メートルほどの高さの崖を落下しました。落下したあとも追いかけてくるかもしれないと思い、すぐに起きて、動かずに固まっていた友人のもとへ行き、ともに下山。幸い、大きなケガはありませんでしたが、スマホの画面はバリバリに割れ、顔にはすり傷ができるという痛々しい状況に。詳細↓