「日本の雌ボス猿、三角関係で窮地に立たされる」

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恋する雌ボス、転落危機 雄ザル2頭の求愛交錯 大分・高崎山
1953年の開園以来、初めて雌がボスザルになった高崎山自然動物園(大分市)で、2頭の雄がボスを巡る恋のさや当てを繰り広げている。恋に落ちたボスがトップの座から転落する可能性もあり、園のスタッフは注視している。園のニホンザルにはB群(677頭)とC群(362頭)の二つの群れがあり、園は先代ボスのナンチュウ(雄、推定31歳)にけんかで勝ったヤケイ(雌、9歳)を2021年7月、B群の序列1位とした。
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ヤケイは2021年、母親と3匹のオスを暴力で倒してトップの座に就いた。半年以上にわたってグループを支配してきた彼女だが、繁殖期の現在、彼女を不安に陥れる「三角関係」が浮上しているらしい。
2011年、彼女は15歳の雄・ゴローとペアになった。が、彼女がグループを支配するようになると、ゴローがヤケイに対して興味を示さないようになってきた。そこへ18歳の雄・ルフィがヤケイにアプローチしてきたのだ。一方のヤケイは彼に対して少々怖気づいているように見えるという。
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