「怖!」「日本だったら安心!」コーチ陣から帰国強要される女子陸上選手を羽田で保護。

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ベラルーシ女子陸上選手、帰国拒否 羽田空港へ連れられ
東京オリンピックに出場した東欧ベラルーシの女子陸上選手が1日、代表チームの運営について不満を公言した後、コーチ陣に東京の羽田空港に連れられたものの、搭乗予約のあったトルコ・イスタンブール行きの便に乗らずに済むよう、空港警察に保護を求めたという。2日の女子200メートル走に出場する予定だった。しかし、代表チームのコーチたちが1日に自分の部屋にやってきて、1時間で荷造りをするよう指示し、自分を空港に連れてきたのだと話した。
選手は、チーム幹部が自分を強制帰国させようとしたのは、自分が代表チームの運営のずさんさについてインスタグラムで発言したことが理由だとしている。欧州のいずれかの国への亡命を検討しているとされる。チェコやポーランドがすでに、保護する用意があると申し出ている。
ベラルーシの反体制派メディア「ネフタ」のタデウシュ・ギチャン記者は「ベラルーシ代表チームの管理体制を彼女が7月30日に批判すると、独裁政権側のメディアは『お前は国の恥だ』という中傷キャンペーンを開始した。今となってはベラルーシに帰国するのが怖いと(ツィマノウスカヤ選手は)話しているが、チーム関係者が無理やり彼女を東京の空港へ連れて行った」とツイートしていた。
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