「英語の話せない大谷翔平選手は、野球の顔とは言えない」米ジャーナリストが炎上
米スポーツTV局ESPNの著名コメンテーターのスティーブン・A・スミスが、ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手が通訳を必要としていることを批判し、その後すぐに謝罪文を公表した。7月12日、スミスはESPNの人気番組「ファースト・テイク」のなかで、「英語の通訳を介してメディアと話す外国人選手がいることは、ゲームに悪い影響を与える」「メジャーリーグがテレビの視聴者数や、球場の観客数を伸ばしたいと考えているならば、野球の顔である選手が、通訳を必要とするような人物であることは、助けにならないと思う」などと、外国人嫌悪を含んだ発言をした。
この発言はすぐにSNSで問題となり、ジャーナリストたちからも不適切だと指摘された。その日の午後、スミスは自身のツイッターを更新し、謝罪文を投稿した。
「ここで謝罪をさせてください。事の成り行きを見守っていますが、私はどのコミュニティ、特にアジア人のコミュニティ、そして大谷翔平選手自身を怒らせるつもりはありませんでした。アフリカ系アメリカ人として、固定観念がこの国の多くの人々に与えてきたダメージを痛感しています。私はもっと敏感であるべきでした。私は過ちを犯しました。私の責任です。大谷選手は、スポーツ界で最も輝いているスターの一人です。彼は、包括性とリーダーシップに、変化をもたらしています。私は、その変化を含めてコメントすべきでしたが、失敗してしまいました。今の時代、アジア人コミュニティに暴力が振るわれているなか、私のコメントは、意図的ではないにせよ、明らかに無神経で残念なものでした。他に言いようがありません。」
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