日本人に“酷い顔発言”
デンベレが「地球上どこでも同様に表現」と苦しい弁解で「心から謝罪」
FCバルセロナに所属するフランス代表FWウスマン・デンベレが2019年の日本ツアーの際、TVゲームの設定のため部屋に訪れていたものの作業が上手くいかない日本人のホテルスタッフ3人に対し「酷い顔ばかりだ」などと顔をアップする画像を映しながら嘲笑していたスマホ動画が流出した。同部屋だった新加入のアントワーヌ・グリーズマンもそれに同調するような対応をしていた。その問題で、デンベレは自身のインスタグラムのストーリーズを更新し、決して人種差別的な発言ではなかったと謝罪した。
デンベレはインスタグラムで、2019年に日本で撮影された映像であると認めている。そして「どの地域かを狙ったわけでも決してありません。地球上のどこで起こってもおかしくなく、同じ表現を使っていたでしょう。私はたまたま個人的に友人との会話でこうした表現を使っていて、それは相手の出自と全く関係ありません」と、やや苦しい弁解をしている。
また、アントワーヌ・グリーズマンは自身のツイッターで、 「私は常にあらゆる差別に反対する姿勢を貫いてきました。この数日、一部の人々が私を別人のように装おうとしています。私に対する非難には断固として反論しますし、日本の友人を怒らせてしまったら申し訳ありません」とメッセージを発信している。
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映像では日本人のホテルスタッフたちがテレビの周りで話し合っていたが、グリーズマンがテレビゲームで遊ぶためのセッティングを頼んでいた模様。その光景を奇異に思ったためか、映像を撮影していたと思われるデンベレは、グリーズマンに「この見苦しいツラたちは、ただお前がPES(ウイニングイレブン)をやるためにいる。恥ずかしくないのか?」と話しかけたほか、「どんな言語なんだ、これは?」「君の国はテクノロジー的に進んでいるんじゃないのか?」といったような言葉を口に。グリーズマンは、ただ笑みを浮かべていた。
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