まるでエイリアン。クモウツボはのどに隠した「第二のアゴ」で獲物を引きずり込んでいた大半の魚はエサを水ごと丸呑みするため、陸上では食事ができません。ところが今回、カリフォルニア大学サンタクルーズ校 の研究により、クモウツボは、水なしでエサを飲み込める唯一の魚類であることが判明しました。なんと彼らは、のど奥に隠された「第二のアゴ」を使って獲物を引きずり込んでいたのです。予想される摂食プロセスはいたってシンプルです。まず、第一のアゴで獲物をホールドします。他の魚なら、この状態でエサを飲み込むには水が必要です。しかし、クモウツボはのど奥から咽頭アゴを伸ばし、口内で獲物をつかんで、食道に引きずり込みます。地球上で最もエイリアンに近いのはクモウツボかもしれません。詳細↓