日本の食文化におけるウナギの歴史は数千年におよぶ。この淡水魚のウナギ、実はクロマグロよりも高価になったりする。ウナギは成魚になったものを獲るのではなく養殖なのだ。売り物になる大きさになるまで半年から一年ほどかかるらしい。そしてさらに調理法がまた高度なテクニックを要する。完全な焼き方を身に着けるには一生かかると言われている。そして高価にさらに拍車をかけているのがウナギ自体の減少で、世界的なニホンウナギの漁獲量は1980年から75%以上も減少していて、毎年の価格変動も驚くほど大きい。しかしどれだけ高価であっても、日本におけるウナギの需要は高い。