国会集中審議、野党が五輪中止を訴え 菅首相は同じ答弁繰り返す10日の衆議院予算委員会の集中審議は、野党側から東京五輪・パラリンピックを中止すべきとの声が相次ぎ、菅義偉首相は感染対策を講じて開催するとの答弁を繰り返した。この日午前の集中審議では立憲民主党の枝野幸男代表や山井和則議員などが質問に立ち、新型コロナウイルスの感染に歯止めがかからない中、約2カ月後に迫る五輪の中止を訴えた。山井氏は「(感染状況が)ステージ3、ステージ4でも開催するのか」と複数回質問。菅首相は「選手や大会関係者の感染対策をしっかり講じ、安心して参加できるようにするとともに、国民の命と健康を守ることが開催にあたっての私の基本的な考え方だ」と繰り返した。「オリンピック・ファーストでやってきたことはない。国民の命を最優先に守る」とも語った。詳細↓