徴用工、慰安婦で平行線 処理水批判に茂木氏「懸念」 日韓外相
茂木敏充外相は5日午前(日本時間同日午後)、韓国の鄭義溶外相と訪問先のロンドンで約20分間会談した。茂木氏は元徴用工や慰安婦をめぐる問題で韓国が国際法違反の状態を早期に是正するよう求めたが、鄭氏は韓国側の立場を改めて主張し、歩み寄りはなかった。鄭氏は「日本の正しい歴史認識なくして過去の問題は解決できない」と反論した。東京電力福島第1原発の処理水海洋放出が「韓国国民の健康と安全、海洋環境に潜在的な脅威になり得る」と指摘。周辺国との事前協議が不十分だったとして「深い憂慮と反対」を表明した。詳細↓