トルコ、女性へのDV防止条約から脱退トルコのレジェプ・タイップ・エルドアン政権は19日、女性に対する暴力の防止と撲滅を目的とした「イスタンブール条約」からの脱退を発表した。エルドアン氏率いる保守派与党は条約について、家族の調和を傷つけて離婚を助長するほか、LGBTコミュニティーが社会でさらに受容されることを目指して利用しているなどと主張していた。トルコでは、DVとフェミサイド(女性を標的とした殺人)が深刻な問題となっている。女性権利団体「We Will Stop Femicide Platform」によると、昨年は約300人の女性が殺害された。詳細↓トルコの条約脱退「遺憾」 仏、女性の権利後退と指摘フランス外務省の報道官は20日、トルコのエルドアン大統領が欧州評議会の「女性への暴力およびドメスティックバイオレンス(DV)防止条約」から脱退を決定したことについて「極めて遺憾だ」との声明を発表した。続く↓