金与正党副部長が談話で米韓演習を非難 韓国との交流「不要」北朝鮮の金正恩総書記の妹・金与正党副部長が、8日から実施されている米韓合同軍事演習を非難する談話を発表しました。韓国との今後の協力や交流は「不要」だと突き放しています。今回の米韓合同演習をめぐり、「同族を狙った軍事演習自体に反対したのであって、規模や形式について論じた時はたった一度もない」「戦争演習と対話、敵対と協力は絶対に両立しない」などと重ねて非難。韓国との窓口となる「祖国平和統一委員会」の整理や「金剛山(クムガンサン)国際観光局」などの関連機構をなくすことに言及したほか、3年前の南北首脳会談を受け、署名された軍事分野の合意書の破棄も「予見している」としています。