アストラゼネカ製ワクチン、欧州で一時停止 血栓の懸念フランス、ドイツ、イタリア、スペインの当局は15日、英製薬大手アストラゼネカの新型コロナウイルスワクチンの使用を一時的に止めるとそれぞれ発表した。接種後に血栓ができる副反応の疑いが各国で報告されたためだ。欧州では、これまでに同ワクチンの使用停止が相次いでいた。オーストリアで、49歳の女性看護師が重度の血液凝固障害で死亡し、別の看護師も肺塞栓(そくせん)症で入院。同国当局は7日、同じ製造番号の同社製ワクチンの使用停止を発表した。デンマークやノルウェーなどでも症例が報告され、使用を見合わせた。詳細↓