米国務長官、ウイグル・チベット・香港の人権「擁護し続ける」 中国に圧力米国のアントニー・ブリンケン国務長官は5日、中国外交担当トップの楊潔チ共産党政治局員と電話会談し、新疆ウイグル自治区やチベット自治区、香港における人権を、今後も米国は擁護すると述べた。ジョー・バイデン(Joe Biden)米大統領の就任以降、米中外交トップによる会談は初めてで、人権問題で米国が中国政府に圧力をかけた形だ。ブリンケン氏は、中国政府が新疆ウイグル自治区西部でジェノサイド(大量虐殺)を行っているとのドナルド・トランプ(Donald Trump)前政権時の国務省の判断に同意しているとも明言。人権団体は、ウイグル人をはじめとするチュルク語系イスラム教徒ら100万人超が、ウイグル内の複数の強制収容所に収容されていると指摘している。詳細↓