ナゼ?中国製ワクチン、世界各地で接種の動き “ワクチン外交”本格化「ブラジルで中国製薬大手シノバック製のワクチンの緊急使用が承認された」中国の国営メディアは連日、世界各地で続々と中国製のワクチンの使用が始まったことを伝えています。アジア、アフリカ、南米そして欧州まで…世界を舞台に中国のワクチン外交が本格化しているのです。中国製のワクチンは、臨床試験のデータに関する情報開示が少なく不透明との指摘もありますが、欧米企業のワクチン供給を待ちきれない国々が次々と中国製のワクチン導入に踏み切り始めています。中国の2つのワクチン開発企業「シノファーム」と「シノバック」は、2021年中に、それぞれ年間10億回分の量産体制に移行できると自信を見せています。日本やアメリカが、インドやオーストラリアなどと共に“中国包囲網”を築くことに警戒心を強める中国。「同盟重視」を掲げるアメリカ・バイデン政権の発足を前に、ワクチンをテコにした中国の外交攻勢はさらに強まりそうです。詳細↓