この10年で倍増した日本のイスラム教徒イスラム教の信者は世界中で増えている様ですが、日本も例外ではないようです。九州の温泉のメッカ、別府にある目立たない4階建ての建物で、毎週金曜日に何十人ものイスラム教徒の男性と女性がモスクに流れ込みます。多くは立命館アジア太平洋大学で勉強し、町中のホテルでアルバイトをしている学生です。一方、高齢化と減少する地元の人口は、人手不足に悩む漁船と造船所に外国人労働者を配置するようになりました。日本に住むイスラム教徒の数は、少ないながらも過去10年間で2倍以上になり、2010年の11万人から2019年末には23万人(日本人の改宗者5万人を含む)になりました。国は110以上のモスクを誇っています。