独「日本も大変そう・・・。ドイツ、動きます」【対中国包囲網】

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中国を封じ込める「海の長城」構築が始まった
12月5日、産経新聞のネット版である産経ニュースは、独自の報道として重大な意味を持つ動きの1つを伝えた。日本の自衛隊と米軍、フランス軍が来年5月、尖閣諸島(沖縄県石垣市)など離島の防衛・奪回作戦に通じる水陸両用の共同訓練を日本の離島で初めて実施することとなったという。
そして、この原稿を書いている12月16日、大ニュースがまた飛んできた。産経新聞の報じたところによると、ドイツのクランプカレンバウアー国防相は15日、独連邦軍の艦船を来年、インド太平洋に派遣する方針を表明。南シナ海での中国の強引な権益拡大をけん制するため、「自由で開かれたインド太平洋」に協力する姿勢を明確にした。
戦後は軍の対外派遣に慎重だったドイツもつい重い腰を上げて、対中国包囲網の構築に参加することになった。来年、英仏独3カ国の海軍に米海軍と日本の海上自衛隊が加わり、世界トップクラスの海戦能力を持つ5カ国海軍が日本周辺の海、すなわち中国周辺の海に集まって中国封じ込めのための「海の長城」を築こうとしている。
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ドイツの軍艦派遣「強く支持」 岸防衛相、共同訓練に期待
岸信夫防衛相は15日、ドイツのクランプカレンバウアー国防相とウェブ討論を行い、ドイツがインド太平洋への軍艦派遣を計画していることを「強く支持」すると表明した。
岸氏は、中国が「力を背景とした一方的な現状変更の試み」を強めていると脅威を強調。ドイツが海洋でのプレゼンスを強化し、秩序の維持に貢献することを歓迎すると述べた。

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