性暴力、被害と認識するまで平均7年半 調査で明らかに性暴力を受けた被害者の多くが、明確な暴行や脅迫がなくとも恐怖で抵抗できず、被害だと認識するまでに平均で7年半かかっていた――。そんな実態が性暴力被害の当事者らによる一般社団法人Springの調査で明らかになった。調査は性暴力被害者を対象に、8~9月にインターネットで行い、5899件の回答があった。女性が9割以上を占めたが、男性や性的少数者からも回答が寄せられた。13歳とされている「性的同意年齢」の引き上げを求め、7月からインターネットで署名を集めていた大学生(学生団体「Your Voice Matters」のメンバー)が20日、4万人超の署名と要望書を上川陽子・法相あてに提出した。要望書では、諸外国と比べても「13歳」は低年齢であることや、中学の学習指導要領で「性交」は扱わないとされていることなどから、性的同意年齢を16歳に引き上げるよう求めた。詳細↓