「報酬を受け取った部分が気になる」京都安楽死、医師2人逮捕。

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安楽死したALS患者女性の語った言葉とは 京都安楽死事件、医師2人逮捕
全身の筋肉が動かなくなっていく神経難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)を発症した林優里さん=当時(51)、京都市中京区=が、医師2人から薬物を投与され殺害された安楽死事件。京都府警捜査1課などは23日、いずれも嘱託殺人の疑いで、呼吸器内科医の大久保愉一容疑者(42)=仙台市=と、医師の山本直樹容疑者(43)=東京都=を逮捕したことが捜査関係者への取材で分かった。
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「お手伝いしたい」「嬉しくて泣けた」ALS女性、SNSで逮捕医師とやりとり
2人の医師から薬物を投与されて死亡した女性は、会員制交流サイト(SNS)を通じて医師と連絡を取り、「安楽死させてほしい」という趣旨の依頼をしていたとみられている。
「作業は簡単だろうからカリスマ医師じゃなくてもいいです」。平成31年1月3日、ALS患者の女性がツイッターに書き込むと3分後、「訴追されないなら、お手伝いしたいのですが」と返信があった。書き込んだのは大久保愉一容疑者。2人の交流はこのころから始まったとみられる。
女性は「『お手伝いしたいのですが』という言葉が嬉しくて泣けてきました」と応答。
女性はツイッターで、ALSの苦しさと安楽死が認められない現状に対しての複雑な心境も多数つづっていた。
「屈辱的で惨めな毎日がずっと続く」「安楽死させてください」。昨年9月17日の投稿で、女性は苦しい胸のうちを、こう打ち明けた。
31年1月30日には、「望まないのにこんな体で無理やり生かされてるのは人権の侵害だと考えます」と記述。その2カ月後には、「患者を生かすことをなぜいつまで医療者は使命だと思っているのだろう?」と現在の医療制度や法体制への不満も漏らしていた。
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大久保容疑者の妻「残務整理を終えたら離婚します」
嘱託殺人の疑いで23日に京都府警に逮捕された大久保愉一容疑者(42)の妻で大久保三代元衆院議員(43)が自身のブログで夫の逮捕について語った。
「詳細も全容も、一切知らされておりません。夫からも何も聞いておりません」と逮捕容疑について何も知らなかったとし「ご本人様、ご遺族には心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。夫の医療行為のアルバイトについて「ずっと反対で、厳しく叱って参りました」として「私に隠れてアルバイトを繰り返し、結果このような事態になったことが、とにかく言葉がみつかりません」とつづった。同日中にブログは複数回更新し、最後に「残務整理を終えたら、夫とは離婚します」と記した。

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