来年の日米軍事演習に英最新鋭空母クイーン・エリザベスが参加か
航空艦隊のインド太平洋常駐も
新型コロナウイルス・パンデミックに乗じて中国が香港や南シナ海、中印国境での動きを活発化させているため、香港の旧宗主国イギリスは来年に処女航海する最新鋭空母クイーン・エリザベス(満載排水量6万7669トン、全長284メートル)をインド太平洋での日米合同軍事演習にさせると英紙タイムズが14日、特ダネとして報じました。
F35Bの展開能力を持つ日米やアングロサクソン諸国のオーストラリア、カナダとの連携も念頭に置いています。英シンクタンク、国際戦略研究所(IISS)のウェブセミナーで英海軍のジェリー・キッド副提督は「英海軍はインド太平洋に復帰しつつある。私たちの野心はそこに永続的に前進作戦基地を持つことだ」と発言。
航空艦隊は含まれるかもしれないし、そうでないかもしれない。いずれ分かるだろう」「空母で運んだF35Bは同盟国アメリカや日本のハブを通じインド太平洋で作戦を維持する可能性もある」と含みを持たせました。空母クイーン・エリザベスの航空艦隊が含まれない場合は、フリゲート1隻という小さな展開になります。最終決定は秋になるそうです。
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