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テレワークで通常より長時間が過半数 連合が実態調査労働組合の中央組織である連合は22日、新型コロナウイルス感染拡大で、広がるテレワークでの働き方実態の調査結果を発表した。通常の勤務よりも長時間労働になるという回答が過半数になると同時に、会社が労働時間を管理していないという回答が1割強。テレワークの労働面の課題が浮き彫りになっている。テレワークの際に通常勤務(出勤しての勤務)よりも長時間労働になるかの質問に、「よくあった」が9.8%、「ときどきあった」が22.9%、「まれにあった」が18.8%で、合計すると「あった」が51.5%となった。残業代支払いの対象となる時間外や休日労働についても38.1%が「あった」と回答。その際に、会社に「申告していないことがある」との回答が65.1%に達した。申告しづらい雰囲気が、主な理由となっている。